からだまるごとつかって遊ぶ
園庭には、砂場だけでなく、土場があります。誰かがぎっしぎっしと手押しポンプを動かし、水が流れ始めると、子どもたちは率先して裸足になり、どろんこのぬかるみで、思い思いの活動を展開します。
夢中で遊ぶことで、子どもちは自然とバランス力を身につけて行きます。
園庭にはターザンロープや総合遊具、3人乗りの三輪車などがあります。様々な遊具で遊ぶことにより、自分の身体を自在に操る力が備わっていきます。
幼稚園に隣接する雑木林を手入れし、
斜面を利用した遊技場が完成しました。
脇目も振らずひたすらのぼり、足場を確かめながら慎重におりる、時には崖を滑り降りるなど、身体能力は日常の遊びでますます高められてゆきます。
コーナー遊び
年齢や季節、各クラスの子どもたちの興味に応じたコーナー遊び(ままごと・絵本・製作・積木など)を充実させています。
例えば、
ひも通しなどの玩具や折り紙のコーナーでは、集中力や手先の器用さが養われます。
いろいろな素材を使える製作コーナーでは、想像力、発想力を高め、絵本やキッチンのコーナーでは友達とのやりとりや、ごっこ遊びを展開する中でコミュニケーション能力が育ちます。
自分の好きな遊びが見つけやすい魅力いっぱいの環境構成をしています。
このように、自ら好きな遊びを選び、各コーナーで遊び込むことで子どもたち様々な学びを自然に習得して友達との関わりを深めていきます。
特色のある保育
鈴蘭台幼稚園では、バラエティにとんだ楽しい遊びを取り入れています。
英語遊び
外国人の先生とのふれあいを通じて、英語と異文化に触れる機会をつくっています。
子どもたちは、言葉だけでなく、表情や身振り手振りから先生の「ちょっと違う」という魅力に気づきます。
自然な英語との出会い・自然な外国人との出会いを大切にしています。
音楽遊び
どうやったら素敵な音が出るのかな?この楽器はなんていう名前なのかな? 友達と一緒に演奏すると、どんなハーモニーになるのかな?
美しい音色やリズムを肌で感じ、奏でることの喜びを体験します。
絵画遊び
画用紙いっぱいに、自分の思いを描きます。紙、粘土でいろいろなものを作ります。
素材をひっぱる、まるめる、破る、ちぎるなど、腕や指先を使い、描く・貼る・組み合わせるなどの様々な造形表現をのびのびと楽しみます。
子どもたちが手と心をを使って産み出したアートは、子どもたちの成長の軌跡そのものです。
体育遊び
鈴蘭台幼稚園では、サーキット遊びが体育遊びのメインプログラムです。
これは、色々な器具を組み合わせてコースをつくり、ぐるぐる回る楽しい遊びです。
このサーキット遊びにより、素早く体を動かしたり、バランスをとったり、四肢を巧みに操る力が備わっていきます。 また、飽きる事なく、次から次へと運動が持続するので、持久力も養われます。
友達の動きを真似したり、順番を守ったり、といったルールも知らず知らず身に付いていきます。そして、運動することへの自信や意欲がふくらみ、次の運動への興味がわいてくるという素晴らしい効果が期待できる遊びです。
この他、
ひらりと体をかわして逃げ回る鬼ごっこや、ひとつのボールに集中して追いかけ、キャッチするボール遊び、全身を使ってのフープ遊びに、戸外を気持ちよく走るマラソン、風になってコーナーをきるリレー、夏場はのびのびと水の中でからだを動かしたり、もぐったりするなど、目一杯体を動かすあそびをします。
子どもたちはバランス感覚を身につけるといった身体的な発達をとげるだけでなく、 集中力を養い、友達と結びつき、人間性の根幹を養ってゆきます。
地域とかかわる
鈴蘭台幼稚園では、地域との関わりを大切にトライやるウィークの受け入れや、
鈴蘭台駅前の商店街でのお買い物(年長児)を実施し、園での行事にも近隣の関係ある方々を招待しています。
また、地域の子育て支援として、園庭開放や親子の集える場を設けたり、臨床心理士によるキンダーカウンセリングを実施しています。
鈴蘭台幼稚園にはたのしいイベントがいっぱい。
ぜひ、遊びにきてください。
すずらんキッズ保育園との連携
すずらんキッズ保育園は、平成19年4月に同敷地内に設立された保育園です。
鈴蘭台幼稚園とは、親子のような関係にあります。
共に鈴蘭台地域の子ども達が社会に貢献できる人間に育ってほしいという願いをもち、職員が協力し合い、より質の高い保育を目指して連携しています。
2歳児ではクラスは別ですが、幼保でカリキュラムをそろえ、運動会や季節の行事などを通じて交流しています。